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ユニ責、ありがとう!!

  • YI
  • 2017年9月16日
  • 読了時間: 7分

こんにちは。ユニット責任者をやらせていただいたYIです。おそらくこのブログを書くのも僕が最後なのだと思うので、おそらく超長文になってしまうと思います。許してください。形式としては約半年前から今までを振り返る形式になっていくと思います。みんなもこのブログを読みながら今までのことを振り返ってくだされば幸いです。

さぁ、ついに辛夷祭が終わってしまいました。半年以上前から準備を始めていた三年生の演劇ともお別れです。

この3年C組のクラスユニットとしてのスタートは、昨年の12月頃にクラス内で三役を決定した日だと言えるでしょう。三役であるユニット責任者、演出、舞台監督のなかで、演出と舞台監督はクラスの演劇部のひとが率先してやってくれるだろうという見込みはみんなにもあったと思います。しかしユニット責任者が自分に決まったときは皆さん「ど、どうした???」と思ったでしょうね笑

ユニット責任者としての仕事は、主に裏方での書類提出であったので、クラス演劇に直接どのような影響を与えられたのかはわかりません。しかし裏方にまわっていたからこそ、クラスのみんなとは少し違う視点から辛夷祭を振り返ることができると思うので、それを書いていきたいと思います。

三役が決まり、台本の候補を出しあっていた頃。自分も含めて正直多くの人が、半年以上も先の辛夷祭に向けた準備に本腰が入っていなかったのだと思います。何人かの人たちにたくさんの台本の候補を出してもらいましたが、みんな正直あまり食い付きがよくなく、自分は少し不安に思っていました。みんなはそのときはどう思っていたのかなぁ...

その後、一旦はとある台本に決定したように思われましたが、クラスのみんなと様々な話し合いをおこなった結果、当初の台本ではなく、レディ・アンをさがして の上演を目指すことになりました。

著作権の関係で上演することが可能であるか、まだわかっていなかったときから台本を潤色してくれた演出。クラスユニットのロゴを考えてくれたひと。早くから作風に合った衣装を探してくれた人たち...多くのひとがその時点でレディ・アンをさがして 上演に向けて動き始めてくれていたので、上演許可をなんとしてでも取らねば、と良いプレッシャーになっていました笑

それからしばらくして、(上演許可が取れる前提で!!)キャストを決めるオーディションをやりましたよね。そのときに、キャストの枠よりも多い人数の立候補があって安心しました。キャスト希望の人たちの真剣な思いに応えられるように、三役+補佐の人たちも真剣にキャストを選考させてもらっていました。

そして六月頃に入ってからは割り当てられた部署単位で本格的に活動を始めていましたよね。ちょうどこの頃に著作権を保有されている方のご理解と、演出・舞監二人の協力もあり無事に著作権の問題をクリアすることができました。本当のことを話しますと、そのとき台本提出の締め切りが迫っていましたよね。台本を学校側に提出する際には、著作権を保有されている方からの許可を得た状態である必要がありました。みんなには「上演許可の件は99%大丈夫。安心して。」といったニュアンスを含む言い方をしていましたが、本当は三役としての予想成功率は30%くらいだったんです!万が一失敗したときのことを考えると恐ろしくてみんなには言えませんでした笑

結局なんとか台本も完成し、キャストも決まったのでキャスト練習も本格的に始まっていましたよね。演出・舞監の二人がその実力を発揮してくれていたことだと思います。ほぼ同じ時期には体育祭もあり、結果もとても良かったのでクラス全体としても良い雰囲気で演劇に向かっていくことができていたのではないでしょうか。

期末テストも終わり、テスト休みがありました。テスト休みの期間は夏休みと同じ扱いで、一日中辛夷祭に向けて練習ができる、いわゆる夏休み練習の予行のような感じでしたよね。最初の頃は朝は九時から練習開始、となっていたのに九時の時点では人影がまばら...といったことも何度かあり、多くの人が不安に思っていたのではないでしょうか。それでも夏休み練習本番になってからはキャストの人だけではなく、それぞれの部署の人たちもきちんと計画を立てて準備していて流石だなぁと思いました。特に部署に関して自分が思っていたことがあります。基本的にみんながそれぞれ希望した部署に配属されていたということも要因の一つだとは思いますが、とにかく各部署の個性がすごい!職人のようなこだわりと熱意!本当に驚きましたし、なにより感動しました。例えば毎年の流れに逆らう?発想を大量に生み出し、ユニ責をビビらせた大道具チーフ。本当に予想もしていなかったことをたくさん提案してもらってたくさん困りました笑しかしそれがクラスの演劇の質を飛躍的に向上させたことは疑いの余地がないと思います。他の部署もチーフを中心として過去に上演されたお手本が存在しない中、本当に頑張ってくれていました。

あっという間に夏休みも終わり、残すは前日・前々日準備と本番だけに...といった感覚になったのは自分だけですかね笑前々日準備も前日準備も本当にやることが多くて大変でしたが、クラス単位だけではなく学年全体としても準備を頑張ったので準備もスムーズに出来て良かったと思います。

そしてついに辛夷祭前夜祭。三年生の演劇PRではどのクラスもレベルの高いパフォーマンスをして会場も盛り上がっていました。C組は上演する作品の作風が他のクラスとは大きく違っていたのでPRの雰囲気も他のクラスとは一味違ったものになっていましたよね!

次の日からは辛夷祭が始まり、C組は午前九時半からという非常に早い時間からの公演となりました。みんな朝から集まってくれて、準備も(ドタバタさせてしまってすみませんでした!)非常に大変でしたが、なんとか上演開始予定の時刻から上演を開始することができました。何人かの人には話したことなのですが、正直初回の公演はクラスのみんなとしては百点満点とは言えない結果だったかもしれません。スタッフワーク等納得いかない部分もいくつかあったのではと思います。しかし、演劇を観てくださっているお客さんにとってはそのようなことはほとんど気にしていなかったはずです。自分も仕事の都合で合計二十分ほど講堂の一番後ろから劇を観ましたが、みんなが終わったあとに言っていたようなミスはほとんどわかりませんでした。お客さんにはきちんとC組の演劇、C組がつくりあげたレディ・アンの世界を伝えられていましたよ。

一日間を挟んで、生徒鑑賞日である月曜日を迎えました。初回の公演での反省を活かして今までで一番よい上演にすることができましたよね。小さなミスがあったとしても、何度も言いますが大丈夫です。素晴らしい演劇でした。クラス全員胸を張れる内容だったと思います。自分としては上演が終わったあとのカーテンコールの最後に全員で「3年C組!レディ・アンをさがして!!」と言って前に踏み込んだときが一番楽しかったかな。半年以上も前からみんなと頑張ってきて良かったと感じた瞬間でした。

結果として3年C組は辛夷杯をとることはできませんでしたが、辛夷祭が終わった後に「3年C組でよかった。」「3年C組が一層好きになった。」と言った声がたくさん聞こえてきたのでC組としては辛夷祭は大成功であった、と思います。

ここまで長々と振り返りをしてしまいましたが、みんなどうだったかな...書きたいことはまだまだいっぱいあるけど振り返りはこれくらいにしておきます。

クラス全員で辛夷に向かって駆け抜けた半年間、最高でした!みんな本当にありがとう!!これからもC組としてのお付き合いは続いていくのでこれからもC組らしく、楽しくいきましょう!勉強も頑張ろう。それでは.....

3年C組!レディ・アンをさがして!公!演!終!了!!!


 
 
 

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